人間の本質はやり取りである


疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)
(2012/10/01)
内田 樹

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内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』を読む。人間の本質は、やり取りであるという指摘がとても興味深いため、ここにまとめておく。

人間が仕事に求めているのは、突き詰めていえばコミュニケーションです。ただ、それだけです。ドウトエフスキーの本の中に究極の拷問という話がある。それは無意味な労働のことである。半日かけて穴を掘って半日かけて穴を埋めていく。その繰り返しというような仕事に人間は耐えられない。しかし、同じような労働であってもそこに他者とのやり取りがあれば人は生きがいを見つけることができる。プロセスの合理化や省力化について他者と議論するだけで、人はやりがいを見出すことができるのだ。

同じような話を森博嗣の本で読んだことがあった。君の夢、僕の思考より。
君の夢 僕の思考君の夢 僕の思考
(2002/06/06)
森 博嗣

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人の会話というのは、非論理的だということを認めざるを得ない。とすれば、コミュニケーションの本質は内容ではないという極論さえ導かれる。


コミュニケーションしているという事実こそが、大切だということか。人間の本質は、やり取りである。これは非常に価値ある知見であると思った。
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