冷たい熱帯魚


冷たい熱帯魚 [Blu-ray]冷たい熱帯魚 [Blu-ray]
(2011/08/02)
吹越満、でんでん 他

商品詳細を見る


園子温監督『冷たい熱帯魚』を観る。
これは人にはお勧めできない映画だ。
描写がきつい。水道橋博士が言うように、これは「ヤバい」映画だ。
こんな映画が公開されてるだけ、いい時代なのかもしれない。
それくらい、よく言えば脳裏に焼き付き、悪く言えばトラウマになる、そんな映画だ。
実際に起きた猟奇殺人を基に作られたという本作。
人間の狂気、異常さ、そうしたことを映像で出してしまう。それができるのがすごい。
本作で(というか園子温監督の映画全般に言えることだが)最も興味深いのは、
これだけ異常な映像で吐き気すら覚えるシーンもあるのになぜか笑えてしまう瞬間があるということだ。
極限の中に生まれる一瞬のふっとした笑い。まさに緊張と緩和。

私が一番笑ったのは、やっぱり最後のシーン。
猟奇殺人者となって、全員を殺した社本が娘の前で自殺する。
「人生ってのはな…、痛いんだよぉ」(よく考えると何言ってんのって感じだが…)
で、いっぱしの説教をした後で自殺する。
で、娘は悲しむのかと思いきや思いっきり笑うのだ。それはもう、ほんとに楽しそうに。
やっと、このくそじじいが死んだ、と。
そのシーンが一番笑える。

園子温の映画は異常なのに、笑える瞬間があることがすごい。
だから、エンターテイメントなんだと思う。
まあ、すごい映画だった。でも、人には進めないかな。それと人をバラバラにするシーン、あれはきつすぎる。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

はし

Author:はし
さいたま在住の22歳、男です。
本の感想や気になる社会テーマについて、書きます。
気軽にコメントしてください(^^)
写真は、江口寿史の作品です。こういうコにあこがれちゃいます笑

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2プロフ
こびとさんの時計
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR