週刊新潮7.18号『東京一極集中』

気になる記事があったので、掲載しておく。
藤原正彦氏が『危ない東京一極集中』という記事を書いている。東京の文化、交通が世界トップクラスの発展を遂げている一方、地方はジリ貧で衰退している。もはや、自明であり今更感すらある内容であるが、いろいろと発見もあった。

地方中都市部の衰退に拍車がかかったのは、小泉政権後だという。市場原理主義を盲信し、「小さな政府」を呼称した小泉政権では、地方分権を謳いながらも、地方交付税交付金、国庫補助金(なんだ、これ?)、公共投資を大幅に削減した。2000年の小渕政権(なつかしー)時に比べ、2001年からの10年間で、合計75兆円も減らされたという。その間に、米国債を80兆円買ったといわれる。地方に還元すべきお金をアメリカにばらまいたというわけだ。

地方から東京の大学に行けば、1人あたり年間で200万円ほどが東京に移るわけだ。何らかの形で地方にお金がもどされなければいけない。「ストロー効果」というのがある。交通網が発達し多場所では人材や企業が大都市圏に流れてしまうというもの、ストローで吸い上げられるように。

ところで、アメリカではほとんどの大企業や有名大学が地方中都市部にあるという。アメリカがいいというわけではないが、私たちには当たり前の中央集権体制も度が過ぎる感があるのかもしれない。日本でも県が無料で用地を提供したり、国費で必要なインフラを整備し、法人税の優遇措置を講じたりすることで、(中国の経済特区のようなイメージか?)移転を促すことはできないものだろうか、とまとめられている。
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