戦場のメリークリスマス


戦場のメリークリスマス [DVD]戦場のメリークリスマス [DVD]
(2011/10/29)
デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ 他

商品詳細を見る


戦場のメリークリスマスを観た。

人間が人間でいられなくなる、不条理な世界。
それを描いている。

捕虜のイギリス兵にカマをほろうとし、処刑される日本兵。
その場に被害にあった兵士も立ち会わせようとする日本。

日本兵が苦悶の表情の中、自らの腹に刀を当て、ゆっくりと刃が入っていく。
『貴様、顔を上げろ』と言う怒号の後で、たけし演じる原軍曹が首を切り落とす。

私は間違っていない。そう、イノイ大佐(坂本龍一)は言う

ローレンスが言う。
『あなたは間違っている。私たちみんな間違っている。』

『私はここの日本人を恨んだりはしない。集団になって発狂した。』

この映画で監督のメッセージを一番しゃべらせているのはローレンスに違いない。

4年度に舞台は飛び、終戦。日本は負けた。
最後の、たけしとローレンスの掛け合いは見事だった。

「私は覚悟はできています。しかし私のしたことはほかの多くの日本兵がしたことと同じなのです。」
あなたは犠牲者なのです。かつてのあなたやイノイ大佐のような、自分が正しいと思い込んできた人たちの。私も今、勝利を喜べない自分がいます。私たちのしていることは、かつてのあなたたちと
同じではなかろうかと。」

戦争はいかに不条理で、いかに冷酷であるか。

メリークリスマス、ミスターローレンス!の掛け声とたけしの無垢な笑顔は人々の心の中にずっと残ることだろう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

はし

Author:はし
さいたま在住の22歳、男です。
本の感想や気になる社会テーマについて、書きます。
気軽にコメントしてください(^^)
写真は、江口寿史の作品です。こういうコにあこがれちゃいます笑

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2プロフ
こびとさんの時計
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR