14歳からの哲学 池田晶子


14歳からの哲学 考えるための教科書14歳からの哲学 考えるための教科書
(2003/03/20)
池田 晶子

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イケダハヤトのブログを読み、この本を読んだ。
一読しただけではわからない。けれども、わからないことをわからないままにずっと考え続けれる精神こそが
『哲学』なのではないか。

考えることによって何を得するのか?と思ってしまう自分もいる。
けれど、それは多分間違っている見通しだ。なぜなら、人は考えることで自由になるから。

逆にいうと、そのために考えることが存在しているから。考えることの目的は精神の自由の獲得のためだ。
・人はあらゆる思い込みによって生きている。その思い込みを生きる指針とするのだけど、まさにその思い込みによって
人は不自由になる。
メビウスの輪みたいだ。中と外は必ずつながっている。

・だから人は、当たり前のことをありのままに受け入れることができず、苦しむことがある。死ぬことは本当は当たり前だ。
というか、仕方のないこと、そういうものなのだ。でも人は受け入れることができない。それを考えることによって、ありのままを受け入れる精神が獲得できた人間は、死ぬことが怖くなくなる。自由になるのだ。

私は、この本を読みながら養老孟司の言葉を思い出した。

ぼちぼち結論 (中公文庫)ぼちぼち結論 (中公文庫)
(2011/06/23)
養老 孟司

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『産んでくれなんて、頼んだ覚えはない。若い人はそう思うものである。しかし、世界は自分の意思で動いているわけではない。その世界にわれわれは後から参加させられる。だからこそ人は生涯にわたって、世界を学んでいくしかない。それこそが人生そのものではないか。』


私は、なぜだかこの世に存在している。なぜだか、ここにいる。それは誰にも分らない。
そしていつか死ぬ。それも誰にもわからない。しいて言うなら、それがこの世の定めだから。

でも、ここで重要なことがある。君にはわからないけど、確かにここに存在する。
それはすごく奇跡なんだ。こんな奇跡はほかにない。
奇跡っていうと、全部プラスに聞こえけど、そうじゃない。なぜだか『ある』っていうのは、すごく怖いことでもあるんだ。
知らない人が後ろにいる、みたいな面もある。

で、その怖れを取り除くことが『考える』ってことだ。それで自由を手にする。
自由を手にした私は自分の中に宇宙があるとわかるだろう。自分が世界を作っていることもわかる。

今は分からなくても、ずっと思ってればその方向にいけるはずだ。
だからこそ、自由になりたい、と強く思うことが一番必要なことではないのかと思う。

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